すみません、もう少しお待ちください汗(何様
代わりと言ってはなんですが、お盆の法事の三女事件を御話したいと思います。
『天甜天津飯の事件簿 ~三女と蝋燭~』
法事開始、一時間ほど前。
食料とその他モロモロ法事に必要なものを持って、ひいばあちゃんの家に到着した。
現場にいたのは私・母・母の母・次女・三女・祖母の弟さん・弟さんの嫁さん・その他親族。
皆法事に適した服装をしているにも関わらず、私の一家は私服だった。
次女は更にメイクが酷かった。(パンダ子パンダだ汗
もうこの時点で事件なのだが、この後、更に大きな事件が待っていた。
法事開始、ちょっと前。
祖母の弟さんに仏様に挨拶するよういわれ、挨拶を開始した。
順番は、祖母・三女・母・私・次女。
ちなみにこの順番はお仏壇に近いじゅんである。
祖母が拝んだ後。
これからが事件だった。
祖母が拝み終わり、三女が仏壇前に向かう。
私と次女と母がそれを確認した。
そのとき、部屋にいたのは、祖母の弟・その他家族の誰か1人・母・私・次女・祖母。
部屋は畳み六畳ぐらいの和室。
密室トリックといったものができないくらい簡素な作りで、クーラーの温度は23度。
地球環境には悪いが、人には優しい普通の和室である。
とにかく平和な雰囲気が漂う、お盆特有のゆったりとした時間の中。
もう三女は何者かによって危機に直面していたのだった。
三女が拝み終わり、母が行く。
そして私と次女が拝み終わり、全員が拝み終わった時。
何か違和感があった。
三女に何か違和感がある。
「どうしたん?頭抑えて?」
「…」
苦笑する三女。
しきりと頭(丁度分け目の部分)を叩いては手のひらを眺めている。
手品の練習、では無いようなので、次女と母が三女の手をどけ、その問題の分け目を見た。
一同驚愕した。
実は三女、蝋燭の火で髪の分け目あたりが燃えていたのだ。
見るとその周辺の髪の毛が焼け、縮れている。
本人もパチパチという音が聞こえるまでは気付かなかったらしい。
が、拝んでいる最中、やけに頭から異臭がしたので押さえてみた。
すると分け目が燃えていた、と。
三女はそう証言を残している。
あの部屋に沢山の大人と餓鬼がいたというのに、誰一人気付かなかった。
これは密室事件よりも悲惨な、三女にとって最悪な事件だったと言える。
ま、火傷はなかったのでよかった。
ただ、焼けた髪は恐ろしく回転し、うねりあがって、異様な匂いを漂わせていた。
以上。
ってことで、少しお出かけしてきます!!!
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